行政書士
鴨志田 勉
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TOPPACSALONPACSALON過去のPACSALON1997.7.18

過去のPACSALON



Prologue

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□1998年から、僕は、PACSALONなる怪しいSalonを企画して、ワイン、チーズ、時には中華などをかこみながら、時流に流されないディスカッションを楽しむ場を設けてきました。

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□ここに、その懐かしいデータを公開します。


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□PACとは、Be Positive ! Active ! & Creative ! の、頭文字をあらわします。




過去のPACSALON

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□例えば、今までに盛り上がったSALONは、以下のようなものです。


1999.7.18.
<イタリアンレストランにて>

 「先日、遺伝子組み換え(以下GM)作物の表示を義務化する方向で検討を進めることが、農水省の小委員会から発表されましたよね。これによって、消費者には選択の幅ができることになるはず。
 しかし、あくまで判別可能なものだけというのが問題。というのも、醤油やコーン油などの原材料として使用される場合、DNAが途中で分解されてしまい、判別が不可能なのだそうですよ。」

 「結局、机上の空論に終わる危険もあるわけだね。」

 「実は、驚くべきデータがあるんです。アメリカの大豆やトウモロコシの作付け面積の半分近くがGM作物だとのこと。
 もちろん、GM作物が安全なら問題はないし、驚きもしない。
 しかし、実際には、GMジャガイモをネズミに食べさせた結果、免疫機能が低下したり、GMトウモロコシの花粉は生態系に悪影響を与えるなどといった事例が報告されているらしいんです(朝日新聞より)。
 本当に、人間には無害なんでしょうか?アレルギーの一因ではないかという研究結果もあるようですし。」

 「アレルギーにしても、その他の生命に関わる影響にしても、本当にそれがGM作物によるのか、因果関係を証明するのは難しそうだね。、
 でも、そもそも、もうこの地球上で、100%人間にとって安全で無害なところなんて、ないんじゃないかな。南極・北極も、ずいぶん汚染されているらしいし。」

 「さらに、問題はこれだけではないんです。なんと、二世が発芽しない種が開発されたんです。この技術により成長した作物から取れる種子は発芽しないんです。
 何のためかにそんな技術を開発したかというと、そこには一大種子ビジネスの可能性が眠っているのです。この技術を開
発した米デルタ&パイランド社は、すでに日本をはじめ世界78カ国で特許を申請してます。
 アメリカは、国家プロジェクトとしてGM作物を考えているんですよ。」

 「これに対して、日本、その他世界各国は、どう対処していくべきなのかな?」

 「統一により巨大市場となったEUでは、安全性の確認が取れるまで、GM作物を流通させない方針を打ち出しているようです。
 しかし、食糧輸入大国である日本では、すんなり輸入を認めてしまいました。EUの強硬姿勢がある以上、今後もっとGM作物が日本へ流れてくる可能性が高いと思います。フランスのダイオキシン汚染チーズはすぐ輸入・販売自粛になったのに、GM作物はなぜフリーパスなのか?」

 「日本政府は、国民の生命や健康を守るため、もっとしっかり規制してほしい。」

 「まあ、しっかりとした表示がなされれば、自然淘汰されていく気はしますけど、その結果他の穀物が急騰なんてことも起こらないとも限らないですよね。なんせ、日本の輸入穀物の約30%がGM作物なのだから・・・。フレンチフライ(ポテト)が大好きな私としては不安が募るばかり・・・」

 「結局、自分の食べるものは、自分で作るくらいの考えがないと、これからはダメだね。僕も、はやく農民をめざそう。
 それにしても、日本の規制というのは、メリハリがないよね。確かに、法律論としては、<1>生命・健康保護のための規制と、<2>その他経済政策目的の規制と、レベルを分けて議論しようとする。だけど、実際蓋を開けてみると、本当に必要で、しかも迅速な対応がいる<1>規制について、どうも他国と比べると決断が遅いと思う。





Epilogue

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□どうです?興味もってもらえました?感じたら、すぐアクションを起こしましょう!!!
とりあえず、以下のようなことがありましたら、メールを送ってみてください。





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